【連載】ビジネスコラムBusiness
Column

強みビジネスメンター
シェアーズ 代表取締役 堀井 聖介

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Vol.1 「聞く」技術【聞き上手は話さないらしい】

【聞く】技術
Vol.1  聞き上手は話さないらしい
Vol.2  素直に聞くのが極意のようだ
Vol.3  無理に聞き出そうとしないでね
Vol.4  正論を言う評論家になりたくない
Vol.5  結局のところ聞く力はなに?

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私たちは「しゃべりすぎた」という反省をよくしますが、「聞きすぎた」という反省はほとんどしません。これって面白いと思いませんか?ほとんどの人は、聞くより話すことが好きなんですね。

もっとこの人と話したい
もっとこの人と親しくなりたい

そんな風に思ってもらうことは、ビジネスにも地域社会の中においても大切な人材となるということ。人の「役に立つ」というのが俺の人生のテーマですが、「聞く」ということが基本になる。

本当の人間関係、嘘のない人間関係、信頼できる人間関係は、相手への興味なくしては成り立ちません。相手が気にかかったり、関係が必要になる時、まず相手を知ることが大事です。「聞く」ということは、ただ漠然と聞くのではなく相手を理解することなのだと思います。

上手な聞き方は相手に、分かってもらえた、受け止めてもらえた、という安心感を与えるものです。今回は、そんな「聞く」ということを、俺なりに掘り下げてみたいと思います。


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Vol.1 聞き上手は話さないらしい

今回の「聞く技術」について
これは俺に取っても永遠のテーマかと思うくらい奥深いもの。

どうしたら緊張しないで話せますかね?
どうしたら聞いている人の心を掴む話が出来るかな?

人前で挨拶することが多かったせいか、よくそんな風に相談されます。「話すのが得意じゃない」という人はいるけれど、それって大勢の前で話すのが苦手なだけ。ほとんどの人は聞くよりも話をする方が好きなんじゃないかと思います。

話し上手は聞き上手と言いますが、これも聞くのが好きだという話ではなくて、話を上手にする人は、人の気持ちを汲み取るのがうまく、人の立場を思いやれるということ。そんな人でもやっぱり話をする方が好きなのだと思います。

それくらい「聞く」ということは、意識せずにやることが難しい。
テレビの深夜番組で討論会とかやってるよね。その中のよくある光景で、人が話している時にそれをさえぎってでも話し出す人、勝手に自分ばっかり話している人、聞く耳を持たない人だな~と感じる場面はテレビだけではなくて至る所にある。相手に反対されても、聞く耳くらいはしっかり持っていたいものだと思うのです。

「沈黙は金、雄弁は銀」
俺には、この格言を意識するようになったエピソードがあります。

昔、後輩から相談があるから話を聞いて欲しいと言われました。会って話を聞く時、彼らは若いこともあって俺と話すことに「緊張してるな~」という印象だった。俺は彼らの緊張をほぐそうと、場を和ますために面白おかしくいろんな話をしたんです。彼らの質問に対して「それはな、、、」「そういうのはな、、、」。彼らの相談内容は、自分も通って来た道。全てを聞かなくても想像がつくし、答えもなんとなくわかってしまう。それが経験という年の功ですから。その時彼らは「なるほど、、、」「へぇ~、、、」と聞いていました。

後日、会ってお礼を言われた時に、
「堀井さん、たくさん良い話を聞かせてくれてありがとうございました。とても俺たちのためになる話でした。俺たちが話す時間はあんまりなかったですけどね(笑)」

その時俺は「あいつらの相談やったんに」と、ハッとしたんです。
彼らの話をもっと聞くべきだった。聞いてあげるべきだった。彼らにはもっともっと相談したいことがあったはず。彼らの相談を真剣に理解しようとせず、俺が思うこと、考えること、想像して話をしてしまった。もちろん、お礼を言われたことも含め、彼らの欲しい答えも一部あったかとは思います。解決できたこともあっただろうけれど。でも思ったんです、そりゃ聞き手が話し出したら、相手は話せるわけないよな…俺はかなり猛省し、この良い気付きを与えてくれたことに感謝しました。

どうすれば良かったのか。
相手の立場になり、気持ちになり、自分ごととして聞く
相手の話をまず全部聞かせてもらう
自分の話に耳を傾けてくれる人の言うことを、人はよく聞くものだと思うんです。その後は意識して「聞く」をするようになりました。「聞く」は理解するということです。言葉や音を聞くのは簡単ですが、相手を理解するということはなかなか難しい。だからこそ、聞かなければ分からないということなんですね。

なかなか奥深い「聞く」ということ。
今回はこのテーマを俺なりに考えて書いていこうと思っています。

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